「体を動かせば、仕事の精神的疲れやストレスがすっきりする!」と、帰宅前や休日にスポーツジムで運動する人は多いと思います。

私自身、精神的疲労&肉体的疲労(肩こり等)を解消しようと、会社帰りにジムに通う一人です。

でも、このような考えは危険です。

仕事の疲れは運動では取れない

梶本 修身著「すべての疲労は脳が原因2 <超実践編>」によると、適度な運動は健康維持のために欠かせませんが、疲れているときに普段と同じように運動をしても疲れは取れないのだとか。

仕事帰りにジムに行き、しっかり汗を流すと心身ともに疲れが吹き飛んだ気分になりますが、これはいわばランナーズ・ハイと同じ状況です。

ランナーズ・ハイと同じ高揚感が「疲れ」をわからなくする

ランナーズ・ハイとは、長時間走り続けるとあるポイントからしんどさが消え、恍惚感や陶酔感を経験することです。脳の中にモルヒネのような麻薬作用のある物質「β-エンドルフィン」が放出され、脳が高揚感で満たされます。

この高揚感が、本当は蓄積している疲労を麻痺させてしまうのです。

適度な運動は必要ですが、ジムで強度な運動でしっかり汗をかかないと気が済まない方は要注意です。

疲労のメカニズムを知ろう

以下の書では、疲労を感じるのは「脳」とした上で、メカニズムが明らかにされています。さらに、「食事」「睡眠」「環境」において、疲労を予防する方法についてまとめられえています。

日ごろの疲れを何とかしたい!とお考えなら、一読を!

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